なぜ大阪人はエスカレーターで右側に立つのか?
おっす! ショーゴでーす!
みなさんの中で東京に行って、間違えてエスカレーターで右側に立ち止まった経験ありませんか? 僕はあります。その際にいつも、「あっ、東京は左側や」って気づきます。
とゆーことで今回は、「なぜ大阪人はエスカレーターで右側に立つのか?」という謎を解明していきます。
目次
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エスカレーターの歴史
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なぜ大阪は右側?
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大阪は世界標準
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手すりと足場のスピードは同じではない?!
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まとめ
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エスカレーターの歴史
日本で初めてエスカレーターが作られたのは、1914年の東京日本橋にある三越呉服店(現在の三越百貨店)。当時は、エスカレーターではなく、「自動階段」と呼ばれていました。
大阪で初めてできたエスカレーターは、1917年に北浜の三越百貨店でした(今はありません)。三越百貨店はエスカレーターに積極的だったんですね。
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なぜ大阪は右側?
大阪のエスカレーターで「右立ち」の始まりは、1967年の阪急梅田駅。 当時の案内で、「エスカレーターを走って上り下りするのは大変危険ですからおやめください。またお歩きの方のために左側をお空けください」と流れたのが、そのまま根付き大阪に「右立ち」文化が生まれました。
その当時なぜ、「左側をお空けください」と案内しのか? はっきりとした理由は不明だが、2つの諸説が挙げられます。
- 右利きの人が手すりをしっかり持てるようにするため
- 世界で「右立ち」が主流のため
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大阪は世界標準
大阪の「右立ち」と同じ都道府県は、福井、島根、兵庫、和歌山、奈良、愛媛、徳島、宮崎の8つ。 それ以外の都道府県は「左立ち」が一般的です。
そしたら世界はどうか? 世界標準は「右立ち」です。逆に「左立ち」の国は、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランドのたったの3ヵ国です。
数の多さから考えると、大阪の「右立ち」は世界的に正しいのです。ですので、大阪の人は海外に行っても、胸を張って右側に立ちましょう。
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手すりと足場のスピードは同じではない?!
手すりと足場のスピードは、少しだけ差があります。
具体的に言うと、エスカレーターで上がる時は足場より手すりの方が速く、下りるときは足場より手すりの方が遅いんです。 どうしてか?
答えは、「転ばないようようにするため」です。上る時に手すりの方が遅いと手が後ろにとられ、転んでしまう可能性があるのです。逆に、下る時に手すりの方が速いと前へ落ちてしまいます。
ここで1つの疑問が浮かぶかもしれません。「足場と手すり、同じスピードしたらいいんじゃね?」と。
無理なんです。両方同じ速度で動かすのは、現在の技術ではできないのです。手すりはゴムでできていて、伸び縮みするからなどの理由が挙げられるからです。
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まとめ
ほとんどの人が毎日使うエスカレーター。この記事を読んで、エスカレーターへの見方が少しでも変わったら、とても嬉しいです。
今回もまた文章が長くなってしまいましが、最後まで読んでいただきありがとうございました。