ピクトグラムって何?
おっす! ショーゴでーす!
みなさん、「ピクトグラム」という言葉を聞いたことありますか??
恐らくほとんどの人は聞いたことないかもしれません。しかし、日々の生活において、必ず目にしていると思います。
とゆーことで、今回は「ピクトグラム」について紹介していきます!
目次
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ピクトグラムとは
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日本発祥?!
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外国人だけのためのものではない
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まとめ
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ピクトグラムとは
ピクトグラム(pictogram)は、行動や概念をぱっと見て、すぐに理解しやすいように、単純化したイラストの総称のことです。
この説明だと「はー?」ってなりますので、下の画像を見てください。
これで「あ~!」ってなったと思います。
これらのイラストをピクトグラムと言います。ピクトグラムを見ない日は、ないのではないでしょうか?
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日本発祥?!
海外旅行好きの人ならわかると思いますが、ほとんどの国でピクトグラムは使われています。特に、空港や鉄道駅、ショッピングモールでよく見かけます。
このように世界に浸透しているピクトグラムですが、実は日本発祥なのです! 発明された理由には、日本ならではの悩みがあったからです。
ピクトグラムが生み出されたのは、1964年の東京オリンピックの時です。当時の日本は、高度経済成長期の真っ只中で、オリンピックを通して世界に日本をアピールしようとしまた。
しかし、異なる文化や言語を持つ外国人への「案内」に頭を悩まされました。当時は今ほど、外国語教育が進んでいなかったり、外国人と接する機会も少なかったため、英語でコミュニケーションをとるのが困難でした。
それ故に、言語を使わず、イラストで容易に理解できる「ピクトグラム」が発明されました。そして、東京オリンピックは大成功し、ピクトグラムの評判も上々でした。
それからピクトグラムは、日本を越えて世界に拡がっていき、現在に至っています。
また、日本で作られたピクトグラムの中で、約20個が世界標準になりました。
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外国人だけのためのものではない
先程、コミュニケーションをとるのが困難な外国人のために、ピクトグラムが考案されたと言いましたが、それだけの役割ではありません。
例えば、優先席のピクトグラム。
もちろんこのピクトグラムは、ここは体が不自由な人のための優先席ということを人間のイラストを使って指し示しています。
しかし、もしこの人間のイラストが文字で書かれていたらどうでしょうか?
老人、障害者、妊婦、ケガ人、などで書かれていると、少しキツく感じるのがわかってもらえると思います。
ピクトグラムは、文字を使わないことによって、より優しく表現しているのです。ちなみに、この優先席のピクトグラムは、日本生まれで世界標準になりました。
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まとめ
シンプルで簡単に理解しやすいようピクトグラムは、日本が世界に誇る発明品だと思います。
みなさんも空港や鉄道駅に行った時は、ぜひピクトグラムを探してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んで頂きありがとうございました。